オルシニア国物語

仮想国を舞台にした短編集。
ル=グウィンの文体はなんとなく自分に合わないせいもあるのだが、情緒的な部分に素直に感動できないのが残念。わざと各短編の内容を関連させないようにしているのだと思うが、そういう部分でもちょっと物足りない気がする。