熟年性革命報告
- 作者: 小林照幸
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/03/17
- メディア: 新書
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ノンフィクションの作家だけあって、かなり生々しい部分まで描かれている力作。竹内久美子の著作や、セックス・ボランティアなどを読んでも思うのだが、人間も動物である以上、性という本能に従うことが一番自然なのではないだろうか。もちろんそれがかなわないから問題になっている、というのは百も承知で。
その一方で青年層はセックスから離れているという現実はいろいろ考えさせられる。もしかしたら今のセックス忌避年代が熟年になったときに、今からは信じられないようなセックス肯定時代がくるのかもしれない。スウェーデンとかはどうなってたんだっけ?