江戸の性風俗

江戸の性風俗 (講談社現代新書)

江戸時代の奔放な性について語る。
そのものズバリの内容で、新書で手軽に読めるのも良いところ。ただ江戸の文化・武士の文化に偏りすぎて、地方での庶民の性はどうなっていたのかが気になるところ。赤松啓介氏が書いているような乱交的な性風俗はどうだったのか、それが戦後如何に変わっていったか、というのも読んでみたかったと思う。