愛国者は信用できるか 4月度12冊 計45冊

愛国者は信用できるか (講談社現代新書)

愛国者は信用できるか (講談社現代新書)

新右翼のリーダーが語る愛国者論。
愛国者、というレッテルを貼る危険については同感。しかしながら「愛国者」のイメージを作られるのを嫌がる筆者自身もまた、この本を書くことで自分の持つ「愛国者」のイメージを他人に強要していると言えないこともないわけで、そこが難しいところ。右だ左だと言っても世の中の常識の移り変わりでしかないのかもしれないが、だからこそ声を上げて戦う意味があるのかもしれない。