潤一郎ラビリンスXII 神と人の間

潤一郎ラビリンス〈12〉神と人との間 (中公文庫)

潤一郎ラビリンス〈12〉神と人との間 (中公文庫)

潤一郎シリーズ。
長編「神と人の間」と夫婦の関係を描いた短編2編。夫婦の関係については男性上位主義的で現代ではフェミニストが怒りそうなことも書いているが、反面妥当なことを書いているようにも思う。男が妾を持つことは現代の一夫一婦制よりもよほど健全だったのではないか?男はえらいように見えても女がいないとダメなのだ。