吾輩は猫である

吾輩は猫である (新潮文庫)

吾輩は猫である (新潮文庫)

教養。
意外と読みでがあるのは注釈がたくさんついているせいか。当時の時事風俗に明るいと面白さも倍増しそうだけど、現代のことしか知らないこちらとしてはその面白さを100%純粋に楽しむ、というわけにはいかないのが残念。しかしそれを考えることで当時どのような読まれ方をしたのか、教養の質とはなにかというヒントにはなる。今風にアレンジするとどうなるのだろう?