破滅の美学

脚本家、笠原和夫のヤクザエッセイ。
実際につきあってみないとわからないヤクザの暮らしや生きかたを赤裸々に描く。ヤクザは男のプロトタイプというけれど、あながち外れてもいないよなあ。必要悪とまでは言わないものの、人の世に濁りの部分があるのは否定出来ないし、なんらかの受け皿は必要だと思う。よく言われる在日系のヤクザの話はどうなんだろう。